● バック・トゥ・ザ・フューチャー / BACK TO THE FUTURE [1985年]
評を書かずとも、言わずと知れた名作。この作品が生まれてから20年も経つのに、支持する人の数は衰えを知らない。それを敢えてブログで評価するのは、「観たことがない」と言った友達にどうしても観てもらいたい、という気持ちから。丁度20POST目だしね !!
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監督は、「キャスト・アウェイ」「フォレスト・ガンプ 一期一会」等を作り上げ、また近日公開の「ポーラ・エクスプレス」でもトム・ハンクスと手を組んでいるロバート・ゼメキス。製作総指揮は、これまたトム・ハンクス主演で早くも期待を呼ぶ「ターミナル」のスティーブン・スピルバーグ。「マーティ・マクフライ」役には、現在パーキンソン病と闘いながらも声優業で活躍しているマイケル・J・フォックス。「ドクター・エメット・ブラウン(以下愛称:ドク)」役には、「ロジャー・ラビット」や「アダムス・ファミリー」のクリストファー・ロイド。
高校生の「マーティ」は、以前にアルバイトをキッカケに親交を持った「ドク」に「見せたいものがある」と呼び出される。そして、「マーティ」が見たものは、「ドク」が愛車デロリアンをベースに作り上げたタイムマシンだった…。
当初、「マーティ」役の候補に挙がったマイケル・J・フォックスは、撮影日程に都合が合わない等の理由で候補から外され、エリック・ストルツが抜擢されたものの、様々な点で見直しが行われ、結果としてマイケル・J・フォックスが演じた「マーティ」が大当たりした、という話も残っています。タイムマシンをテーマにした映画に付き物のストーリーの難解さ、物悲しさ等は一切排除され、老若男女、万人が楽しめる究極のエンターテイメント作品です。
作品の中には様々な伏線が張られており、何度観ても楽しめる。むしろ、何度か観て漸く気付くことの出来る過去・現在間の整合的要素も沢山盛り込まれており、まるで20年前に作られたことが嘘の様。序盤からエンドロールまでの起承転結も非常に爽快。一種の感動も覚えました。
昨日、地元関西の友達との電話の中でこの作品に関する話題が上がりました。彼女はUSJに数度脚を運んでいるものの、この作品は観たことがないとのこと。思わず「何でやねん」と突っ込みを入れたのは言うまでもありません。映画に興味があってもこの作品を観ていない人も勿論いらっしゃるでしょう。そういった人達にも是非、この作品は観て欲しい。
● 関連作品 in the MOVIS
バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2 [2004.11.24.]
● DVD
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