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    ● ハンティング・パーティ /
        THE HUNTING PARTY [アメリカ / クロアチア / ボスニア・ヘルツェゴビナ / 2007年]

    b0055200_2361188.jpg嘘だろう、と思うような破天荒なストーリーながらも、モチーフは実話にあり。戦争をユーモラスに描きつつ、悲劇や恐怖も表現追求されている。良い意味で、いい加減で胡散くさい作品だ。そうであるから、事実か否かの詮索は諦めて、作品のテンポに呑まれたほうが楽しい。



    監督は、リチャード・シェパード。「サイモン」役には、「プリティ・ブライド」「シカゴ」のリチャード・ギア。「ダック」役には、「クラッシュ」「Ray レイ」のテレンス・ハワード。「ベンジャミン」役には、「卒業の朝」のジェシー・アイゼンバーグ。「マルヤナ」役には、「敬愛なるベートーヴェン」のダイアン・クルーガー。「フォックス」役には、リュボミール・ケレケス。「フランクリン・ハリス」役には、ジェームズ・ブローリン。

    "狙った獲物は《最上級》"
    一流と称される戦場レポータの「サイモン」と、戦場カメラマンの「ダック」は良いコンビだった。恐怖とスリルの味を知り、世界の戦場を回った。そして、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争地帯へと脚を踏み入れる。しかし、現地からの生中継の最中に「サイモン」は突然、感情を剥き出しにし、暴言を吐くという大失態を犯してしまう。これによって「サイモン」は局を解雇され、輝かしい功績と評価は地に堕ちた。一方で、「ダック」の経験は高く認められ、彼は昇進を機に現場を離れた。「サイモン」と「ダック」のコンビは解消されてしまった。ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の終結から5年を迎え、記念式典の様子を取材するため、アンカーマンの「フランクリン」は「ダック」と新米局員「ベンジャミン」と共に、サラエボへと降り立ち…。


      2000年、ジャーナリストのスコット・アンダーソンが10月創刊の男性誌「Esquire」に執筆したノンフィクションの経験談『What I Did on My Summer Vacation』が本作のモチーフとなっている。主演にはベテラン俳優リチャード・ギアと、好調テレンス・ハワードが起用され、本作の予告編では「The Clash」の"I Fought the Law"が楽しげな作品を予感させた。

      事実、戦争や戦場をテーマに選んだ作品の大半は遣る瀬のない心象を与えるものの、本作にはユーモアがある。そもそもジャーナリストという視点を採用したところで、こうしたテーマを別角度から見せることに成功している。例えば、恐怖とスリルが彼らをかきたてている、と言われてしまえば、そんな人間はいないとは言い切れず、悲壮感ではなく不思議と高揚感が沸いてきてしまう。何にましても、実話がモチーフになっているという前置きが最強の説得力を持っているわけだが、リチャード・ギアもテレンス・ハワードも無鉄砲なジャーナリストとカメラマンを熱演した。

      独特のスピード感をもって、時には下世話なジョークを含みながら、作品は展開していくわけであるが、戦争の悲劇や恐怖といったリアリティもユニークに描かれている。言葉にすると力不足だが、戦場がいかに無情であるか、ジャーナリストという肩書きがいかに頼りないかを痛感するようなエピソードも盛り込まれている。製作国に、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナが連なっている点も興味深く、ただ単に紛争をエンターテイメントとせず、皮肉を含めながら戦争の死角を突いていくのが本作の大きな特徴ともいえようか。

      ひねくれたカタルシスを残して、エピローグでは丁寧にも本作の種明かしが用意されている。嘘だろうと思うようなエピソードが実話であったり、驚くような裏話があったり、となかなか楽しい演出であった。良い意味でいい加減な作品なのだ。実話がモチーフという根底は覆らないにしても、どこまでが真実でどこからが虚飾なのかの見極めが難しい。したがって、ボスニア紛争の本質は本作からは読み取れない。「サイモン」と「ダック」よろしく、何だか荒々しい作品であるが、事実関係の整理は諦めて、軽快なテンポに巻かれるほうが楽しいに違いない。

    ● 製作代表 : Intermedia
    ● 日本配給 : Avex Entertainment
    ● 世界公開 : 2007年09月03日 - イタリア(第64回ヴェネチア国際映画祭)
    ● 日本公開 : 2008年05月10日
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    by movis | 2008-06-14 02:40 | コメディ