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    カテゴリ:犯罪 / ギャング( 11 )
    セルピコ / Serpico
    ● セルピコ / Serpico [アメリカ / 1973年]

    b0055200_2304221.jpg1960年代後半、ニューヨーク市警に跋扈していた汚職に真っ向から立ち向かったフランク・セルピコの実話に基づいた社会派作品。作品の構図や構成が緻密に演出されているため、単調な作品であるながらも飽きはこない。アル・パチーノの迫真の演技にも注目。



    監督は、「狼たちの午後」のシドニー・メルット。「フランク・セルピコ」役には、"ゴッドファーザー"シリーズのアル・パチーノ。「シドニー・グリーン」役には、「キングコング」のジョン・ランドルフ。「トム・キーオ」役には、「スティング」のジャック・キーホー。「マクレイン」役には、「華麗なる賭け」のビフ・マクガイア。「ボブ・ブレア」役には、「サブウェイ・パニック」のトニー・ロバーツ。「レズリー・レーン」役には、「追憶」のコーネリア・シャープ。

    "Many of his fellow officers considered him the most dangerous man alive
     - An honest cop."
    1971年2月3日、ブルックリンのグリーンポイント病院。そこへ顔面に銃創を負ったニューヨーク市警「フランク・セルピコ」が担ぎ込まれた。地区総監「シドニー・グリーン」の命により、彼の病室には24時間の警戒態勢が敷かれた。1959年、「フランク・セルピコ」は人を圧倒するような正義感を燃えたぎらせて警察学校を卒業し、ニューヨーク市警の一員に加わる。しかし、彼は次第に自身が抱えていた警察官としての理想像と、現実との大きなギャップに困惑を隠せないようになる。それは当然のように横行している同僚たちの収賄や怠慢であって…。


      ニューヨーク市警に蔓延った汚職に対して真っ向から立ち向かったフランク・セルピコその人の実話に基づいた作品。「フランク・セルピコ」役を演じるは、前年の1972年に「ゴッドファーザー」にて名を広めたばかりのアル・パチーノ。彼は本作で演じるにあたり、フランク・セルピコと長期に渡って寝食を共にした、というエピソードも有名である。

      第三者的に事を眺めれば絶対正義であっても、社会や組織を相手に主義主張しようとしたために孤立無援に陥ってしまうというジレンマが手にとるように体感できる。硬派な社会派作品に描かれやすい相関であるが、本作はそうした一種の"社会的な生きにくさ"の表現を抑えながらも、「フランク・セルピコ」その人の在り方をドラマとして見せることに成功している。例えば、節々で描かれる「セルピコ」の恋模様などをとってみても、牽強付会な表現は見当たらず、ただただ彼の公私に渡る苦悩が理解できる、といった具合だ。

      いきなり顔面に銃創を負った「セルピコ」が病院に担ぎ込まれる、というショッキングなシーンを冒頭から見せ付けられるわけだが、物語の核心を予め予告しておく、という作品の構図も効果的である。そうと言うのも、作品は忠実に「セルピコ」の軌跡を追っていく反面、至極単調であるからだ。観始めてしまった以上は、なぜ「セルピコ」が重傷を負わなければならないのか、という疑問が解決するまでは観賞を続けるほかない。興味をインパクトのあるシーンに向けておきながら、ニューヨーク市警の目も当てられぬ汚れきった組織内部を見せ、そしていよいよ核心へと迫っていく。まんまと作品の意図に嵌っているような気がして悔しくもあるのだが、作品の構成はそれほど緻密に計算されている感がある。

      アル・パチーノの演技も作品の大きな見所だ。フランク・セルピコ本人の写真を見てもらえれば一目瞭然だが、60年代後半から世界中に流行した"ヒッピー・スタイル"で任務にあたる「セルピコ」の風貌はなかなかの再現性を誇っていて、冒頭で紹介したエピソードも説得力がある。若かりし頃のアル・パチーノは、ギロッとした目元が印象的であるが、本作においては、その"眼の演技"に心的葛藤や苦悩が見事なまでに表現されていたように思う。

      「セルピコ」が一貫して潔癖を貫く理由や私服警官としての勤務にこだわる理由などが分かりづらく、やはり作品は単調であるため、漫然と観賞してしまうと淡白な印象を受けてしまうかもしれない。ともあれ、60年代後半のニューヨーク市警の汚職を描いた作品の中では、その題材を主軸に描いた作品として貴重だ。総じて物語には絶望感が漂っているが、人生観に影響を与えてくれそうな一作と言えようか。

    ● 製作代表 : Artists Entertainment Complex
    ● 日本配給 : Paramount Pictures / Cinema International Corp.
    ● 世界公開 : 1973年12月05日 - アメリカ
    ● 日本公開 : 1974年07月13日
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    by movis | 2008-12-07 02:34 | 犯罪 / ギャング
    フェイク / Donnie Brasco
    ● フェイク / Donnie Brasco [アメリカ / 1997年]

    b0055200_3184286.jpg最近では見られないジョニー・デップのクールな演技と、"ゴッドファーザー"とは異なったマフィアを演じるアル・パチーノの共演が光る。FBI潜入捜査官がマフィアと交友を深めたための苦悩や葛藤が辛い。男の信頼や友情をかっこつけずに描いた優秀なドラマだ。



    監督は、「コレラの時代の愛」のマイク・ニューウェル。「ベンジャミン・"レフティー"・ルッジェーロ」役には、"ゴッドファーザー"シリーズのアル・パチーノ。「ドニー・ブラスコ/ジョセフ・D・"ジョー"・ピストーネ」役には、「シザーハンズ」のジョニー・デップ。「ソニー・ブラック」役には、"キル・ビル"シリーズのマイケル・マドセン。「ニッキー」役には、「恋人たちの予感」のブルーノ・カービイ。「マギー・ピストーネ」役には、「6デイズ・7ナイツ」のアン・ヘッシュ。「ティム・カーリー」役には、「ダメージ」のジェリコ・イヴァネク。

    "Donnie Brasco. Based On A True Story."
    1978年、ブルックリン。連邦捜査局が目をつけたマフィア組織を検挙するため、FBI捜査官「ジョー・ピストーネ」は潜入捜査を命じられる。組織との接触の機をうかがう「ジョー」は、一員である「レフティー・ルッジェーノ」に宝石鑑定の腕を買わせ、「レフティー」や組織のメンバーに「ドニー・ブラスコ」の偽名で周知されていく。組織の活動に目を光らせる「ジョー」の捜査成果に対する評価は高く、それを裏付けるように彼は慎重を徹底して、マフィアの一員を演じ続ける。一方で「レフティー」は、誠実で聡明な「ドニー」という弟分を得たことで、諦めかけていた昇格の夢を再燃させるようになる。「レフティー」と私情を通わせ、交友関係を築いてしまった「ジョー」は、マフィア組織のメンバという偽りの姿と、FBI囮捜査官という本来の姿の狭間で心が揺れ続け…。


      FBIの潜入捜査官として数々のマフィアを摘発した「ジョー・ピストーネ」の実話をマイク・ニューウェルが映画化した骨太な作品。最近の出演作では一風変わった配役の多いジョニー・デップだが、本作ではド真面目にFBI捜査官「ジョー」を演じている。また、"ゴッドファーザー"シリーズでは高い評価を受けたアル・パチーノが演じる、同じマフィア役でありながら雰囲気の異なる「レフティー」の奥深さは必見。

      本作は、「ドニー・ブラスコ」という偽名を使ってマフィア組織への潜入捜査を敢行する「ジョー」が、うだつは上がらぬが情に厚いマフィアの一員「レフティー」と交友を深めてしまうことで生じてしまう男たちの心の葛藤や苦悩を描いている。互いの立場の違いが心の交流の芽を摘んでしまう、という逃げ場のない哀愁を植えつけてくる手法は数々の作品でも用いられているが、実話がベースになっているという前提があって、より心象をドラマチックにさせるのだろう。

      緊迫感やセンチメンタルに溢れるエピローグに向けて、作品は重厚感たっぷりに展開していくわけであるが、ところどころにユーモアが散りばめられている点もおもしろい。ジャージ姿が似合ってしまうアル・パチーノの立ち姿が最たるものであるが、マイケル・マドセンやブルーノ・カービイの演じるマフィアたちはどこかお茶目であったりする。彼らの人間らしい一面も垣間見せておきながらも、結局のところ"掟"には絶対であることを説得してくる。闇社会に生きる男達の悲しい宿命を、ユーモアを織り交ぜて一層センチメンタルに伝えてくる。

      しかし、観賞を終えた後の作品に対する印象がエピローグの余韻に集約されてしまうところが残念でもある。例えば、FBI潜入捜査官である「ジョー・ピストーネ」の人物描写に乏しく、実際のところ、なぜ「レフティー」と接触できたのかが不透明である。また、「ジョー」が潜入捜査官として簡単に抜け出せないマフィアの深みにまで入り込んでしまった、という状況はかろうじて理解できるにしても、捜査成果の詳細が描かれないために、エピローグの訪れは唐突に思えてしまう。

      だが、結果としてアル・パチーノの圧倒的な存在感が作品の支柱であり、また成功の要因だろう。物語は「ジョー」の視点で描かれていくが、彼に感情移入してみれば確かに「レフティー」という男は、他人の心を惹くには十分な魅力をぎっしりと抱えているのである。マフィア対FBIへの勝負の期待は、観賞を進めるうちに「レフティー」対「ドニー」がどうか温和に事を収めてくれるように、との願いに変わっていく。「レフティー」のエピローグのセリフが、作品の核心を見事についている。男の信頼や友情といったものをひしひしと伝えてくる優秀なドラマである。

    ● 製作代表 : TriStar Pictures
    ● 日本配給 : 東宝東和
    ● 世界公開 : 1997/02/28 - アメリカ/カナダ
    ● 日本公開 : 1997/11/15
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    by movis | 2008-11-24 03:22 | 犯罪 / ギャング
    アメリカン・ギャングスター / American Gangster
    ● アメリカン・ギャングスター / American Gangster [アメリカ / 2008年 / R-15]

    b0055200_451458.jpg過去の"ギャング映画"には類を見ない個性を持っており、リドリー・スコットの新たな側面を見せてくれる作品であった。デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウの対立が色鮮やかであるだけでなく、キーパーソンを演じるジョシュ・ブローリンが非常に味のある存在感を示す。



    監督は、「エイリアン」「ブレードランナー」のリドリー・スコット。「フランク・ルーカス」役には、「マルコムX」「デジャヴ」のデンゼル・ワシントン。「リッチー・ロバーツ」役には、「L.A.コンフィデンシャル」「グラディエーター」のラッセル・クロウ。「ニッキー・バーンズ」役には、「星の王子ニューヨークへ行く」のキューバ・グッディング・Jr。「トルーポ」役には、「ノーカントリー」のジョシュ・ブローリン。「ヒューイ・ルーカス」役には、「ラブ・アクチュアリー」のキウェテル・イジョフォー。

    "There are two sides to the American dream. "
    1968年のニューヨーク。「フランク」は黒人ギャングのボスとして知られる「バンピー」の運転手を務めていた。「バンピー」の没後、「フランク」はこれまでの学習と新たな発想で麻薬ビジネスを展開する。「フランク」の名が知られることはなかった。ただ静かに、暗黒街での勢力を拡大させていく。警察組織の内部で汚職が跋扈していたこの時代に、ニュージャージーの「リッチー」だけは潔癖を貫いていた。融通がきかぬ性格であるから、同僚、妻子と人間関係にも不器用であったが、信頼に値するという評価を受け、麻薬捜査班のチーフに任命される。検察は相場よりも価格が安く、純度が高い"ブルーマジック"というヘロインの出現に頭を抱えていた。「リッチー」の役目は、市場を牛耳る、姿のみえないボスに辿り着くことであった…。


      1960年代後半から1970年代前半にかけて、ハーレムでヘロインを密売し、犯罪組織のボスであった「フランク・ルーカス」とは実在の人物であり、本作は彼を取り巻いた事実を基に製作された作品である。2007年度のアカデミー賞では、「ママ・ルーカス」を演じたルビー・ディーが助演女優賞にノミネートされた。

      どちらかといえば、「マイ・ボディガード」や「デジャヴ」でワシントンとタッグを組んだ経緯もあるトニー・スコットに向いた作品であるようにも思えるが、結果として実兄であるリドリー・スコットは、非常に上品に、スマートに"ギャング映画"として本作を仕上げた。上品に、スマートに、という意味では、過去の様々な"ギャング映画"にも類を見ないような個性がある。作品がどういった評価を受けるか、は別として、リドリー・スコットの新たな一面を垣間見たような気がする。

      基本的には「フランク・ルーカス」が主体的に描かれている。「バンピー」亡き後、頼れる存在もなく、ほぼ裸一貫の状態から、きわめて知的に暗黒街の実権を握っていく過程が圧巻であった。「リッチー・ロバーツ」を演じたラッセル・クロウの存在感も大きい。両者の対立が本作のひとつの見所でもあるのだが、一族団欒で豪勢な食事を摂る「フランク」とジャンクフードをむさぼる「リッチー」など、画で見る立場の違いも鮮やかであった。汚職が横行する警察組織の中で、潔癖を貫く「リッチー」であるが、それは単純に"正義感"があるゆえ、ではなく、"融通がきかない"から、であるのが、数少ないシーンからも汲めたのも面白い。

      「リッチー」と対をなす「トルーポ」を演じたジョシュ・ブローリンの悪徳警官振りが非常に良かった。しかしながら、「フランク」と「リッチー」という表面的な対立に加えて、「フランク」と「トルーポ」、「リッチー」と「トルーポ」という構図にも重要な意味がある以上、パンチ力不足である点が否めない。彼のエピソードの使い方、描き方次第ではもっとわかりやすい作品になったのではないか、と歯がゆいほどの勿体なさも感じた。

      ともあれ、重厚で、単純にカッコイイ作品である。"ギャング映画"としてはあまりに綺麗すぎたが、実話を基にしているという点では、人間を飄々と描くリドリー・スコットの作風が活きたのかもしれぬ。彼が目の前にいれば、この作品に対する印象を聞いてみたい。満足感に溢れているのだろうか、もしかすれば懲りてしまっただろうか。どちらにせよ、今後の彼の作品に、本作がどういった影響を与えていくかが大いに楽しみである。

    ● 製作 : Universal Pictures
    ● 配給 : 東宝東和
    ● 公開 : 2007年10月19日 - アメリカ(ニューヨーク/プレミア)
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    by movis | 2008-03-10 04:11 | 犯罪 / ギャング
    オーシャンズ13 / OCEAN'S THIRTEEN
    ● オーシャンズ13 / OCEAN'S THIRTEEN [アメリカ / 2007年]

    b0055200_1657099.jpgあの "お祭り映画" が帰ってきた!シリーズ前作「オーシャンズ12」と比較すれば、キリッと、スマートな詐欺っぷりを魅せてくれる。アル・パチーノ、エレン・バーキンなどの、大物俳優が新たに名を加えたが、俳優集結、オールスター作品としてはそろそろ……。



    監督は、"オーシャンズ"シリーズや「さらば、ベルリン」のスティーブン・ソダーバーグ。「ダニー・オーシャン」役には、「さらば、ベルリン」のジョージ・クルーニー。「ラスティー・ライアン」役には、「バベル」のブラッド・ピット。「ライナス・コールドウェル」役には、"ジェイソン・ボーン"シリーズのマット・デイモン。「ウィリー・バンク」役には、"ゴッドファーザー"シリーズのアル・パチーノ。「アビゲイル・スポンダー」役には、「シー・オブ・ラブ」のエレン・バーキン。「テリー・ベネディクト」役には、「アンタッチャブル」のアンディー・ガルシア。

    「バシャー・ター」役には、「ホテル・ルワンダ」のバシャー・ター。「フランク・カットン」役には、「トランスフォーマー」のバーニー・マック。「バージル・マロイ」「ターク・マロイ」の兄弟役には、ベン・アフレックを兄に持つケイシー・アフレックと、「アメリカン・アウトロー」のスコット・カーン。「リビングストン・デル」役には、「ブルース・オールマイティ」のエディー・ジェイミソン。「イェン」役には、シャオボー・クィン。「ソール・ブルーム」役には、カール・ライナー。「ルーベン・ティシュコフ」役には、エリオット・グールド。

    「フランソワ・トゥルワー」役には、「ドーベルマン」のヴァンサン・カッセル。「ローマン」役には、エディー・イザード。「グレコ」役には、ジュリアン・サンズ。



    "What are the odds of getting even? 13 to one."
    "オーシャンズ11"のボス「ルーベン」は、所有する全てのホテルが最高格付け『5つダイヤ賞』を得る敏腕経営者「ウィリー・バンク」に、ラスベガスにオープンする巨大ホテルの共同経営を約束されていた。しかし、「ルーベン」は冷酷無比で有名な「バンク」から見事に裏切られ、そのショックで病床に臥す。師であり、友人であり、よきパートナーである「ルーベン」が受けた仕打ちに憤りを覚える「ダニー」と「ラスティー」は、イレブンを再結集。軍資金不足のために『これだけは避けたかった』あの人物の手も借りて「バンク」に復讐を誓う。グランドオープン当日、"オーシャンズ11"が暴れ出す…。


    よい意味でも、わるい意味でも、「ルーズ」がはまり言葉だった前作に比べれば、スマートで大胆な詐欺っぷりを魅せてくれた。シリーズ前作を観賞したものには、思わずニンマリな伏線も。特筆すべきは、劇中で登場する『シナトラと握手をしたことがある』というセリフや、「ダニー」と「ラスティー」が今まで明かされなかった「ルーベン」との出会いを語るシーンだ。これらには"オーシャンズ"シリーズのベースを成す、ルイス・マイルストーン監督の「オーシャンと11人の仲間」に対するソダーバーグのオマージュが感じられて、嬉しかった。

    外国人の観賞者だけがドッと笑う悔しいシーンもあれば、キャストの演技に劇場全体が笑いに包まれるシーンもあって、"お祭り作品"という評価に変わりはない。相変わらずのキザなやり取りや、セリフ回しの早さには、過去の"オーシャンズ"シリーズを思い出して安心した。しかし、アル・パチーノとエレン・バーキンの存在を観れば、出演者の名前だけで作品に付加価値を与えるやり方は、そろそろ限界を感じる。"オーシャンズ"シリーズに続編があるかないか、は別として、ソダーバーグにはマンネリを払拭するような、ぶっ飛んだ作品を期待したい。

    ● 関連作品 in the MOVIS

    オーシャンと11人の仲間 [1960年]
    オーシャンズ12 [2005年]

    ● オーシャンズ13 / OCEAN'S THIRTEEN 公式サイト(日本)

    http://www.oceans13.jp/
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    by movis | 2007-08-19 18:55 | 犯罪 / ギャング
    ゴッドファーザー / THE GODFATHER
    ● ゴッドファーザー / THE GODFATHER [1972年]

    b0055200_143258.jpgレビューするにも今更感のある犯罪映画の王道。ディテールの深み、台詞回し、登場人物の魅力、どれを取っても隙がない。評価が非常に高い同作品だが、恐れ多くも個人的に気になった点を挙げるとすれば…。


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    監督は、「コットン・クラブ」、そして「ロスト・イン・トランスレーション」では製作総指揮を行っているフランシス・フォード・コッポラ。原作はマリオ・プーゾ。「ドン・ヴィト・コルレオーネ」役には、この役で主演男優賞に選ばれたものの、受賞を拒否したことで世間を騒がせたマーロン・ブランド。「マイケル・コルレオーネ」役には、「リクルート」「ヒート」のアル・パチーノ。「サンティノ・ソニー・コルレオーネ」役には、ジェームズ・カーン。「フレデリコ・フレド・コルレオーネ」役には、ジョン・カザール。「トム・ヘイゲン」役には、ロバート・デュヴァル。「ケイ・アダムス・コルレオーネ」役には、ダイアン・キートン。

    「ドン・コルレオーネ」の屋敷では、彼の娘「コニー」の、数百人が集まる壮大な結婚式が行われていた。外の喧騒を他所に、屋敷の一室では「ドン」の元に何人もの友人が面会を求めた。祝辞を述べる者も居たが、大半は「ドン」に頼み事を請うた。「ドン」は、見返りとして友情の証と「ドン」もしくは「ゴッドファーザー」との尊称を表すことだけを求め、どんな無理難題も納得すれば引き受けた。そして、クライアントは彼の呼び出しにいつでも応じるだけで良かった。それが彼らの世界の掟だった…。

    出演者達の貫禄ある演技、随所に見られるディテールの深み、真に迫った人間模様、男気とロマン。その隙のない完成度の高さは、40年経った今でも名作として語り継がれていることに現われていると思います。ただ、個人的な…不満、とまでは言いませんが、「あれもこれも」と観賞者に深いストーリーを魅せようとし、詰め込み作品といった様な印象を受けた点が気になります。こうした点が気になってしまうのは集中力のない自分に原因があるのかもしれませんね…。3時間という大作に退屈することはありませんが、ある一点からスポットライトが当たる人物が変わる為、テンポの変化にも戸惑いました。その一点を境に前半、後半と二分するなら、後半が少し間延びするかな、とも思います。ですが、そのテンポの違いこそ、対象して描かれる人物の人間性や生き方の違いを表した意図的な演出なのでしょう。

    「ゴッドファーザー」は、ルチアーノ・リッジョというシチリア地方のトップに立ったマフィアがモデルになっています。先日、インターネットで、亡くなったリッジョの後を継ぎ、マフィアのトップに立った彼の元部下ベルナルド・プロベンツァーノが逃走した、との報道がありました。6つの終身刑判決を受け、彼是40年も逃亡生活を送っている彼。今でも、こうしたマフィアの構図が存在していることに驚きました。

    ● DVD

    ゴッドファーザー (Amazon.co.jp)
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    by movis | 2005-02-14 14:02 | 犯罪 / ギャング
    オーシャンと11人の仲間 / OCEAN'S 11
    ● オーシャンと11人の仲間 / OCEAN'S 11 [1960年]

    b0055200_17571860.jpgソダーバーグ監督が後に「オーシャンズ11」としてリメイクした作品。非常に豪華なキャストを揃えた作品だが、総評を一言に換えると「冗長」だろうか。巨大カジノを狙う犯罪組織としては11人は少ない。だが、観賞する立場から言えば、個性の弱い11人全員の把握は難しい。



    監督は、ルイス・マイルストーン。「ダニー・オーシャン」役には、アメリカのミュージック・シーンに大きな影響を与え、シンガーとしても大成したフランク・シナトラ。歌手を夢見、「オーシャンズ11」の中で最もベガスを知る男「サム・ハーモン」役には、ディーン・マーティン。かつてはプロ野球選手だった「ジョシュ・ハワード」役には、サミー・ディビス・ジュニア。裕福な家庭に育った「ジミー・フォスター」役には、ピーター・ローフォード。

    電気技師「アンソニー・バーグドーフ」役には、リチャード・コンテ。オートレース選手を引退した「コーリー・ステファンズ」役には、リチャード・ベネディクト。サーカス団員だった「ロジャー・コーニール」役には、ヘンリー・シルバ。カウボーイ「ルイス・ジャクソン」役には、クレム・ハーヴェイ。「ヴィンセント・マスラー」役には、バディ・レスター。「マッシー・オーコナーズ」役には、ジョーイ・ビショップ。「ピーター・レイマー」役には、ノーマン・フェル。「ドゥケ・サントス」役には、セザール・ロメロ。



    「ラス・ベガス襲撃作戦」を画策した「アーシボス」は、その実行を第二次世界大戦時に空挺部隊の軍曹として活躍した「ダニー・オーシャン」に委託する。それを受けた「オーシャン」は、かつての戦友、10人を呼び寄せた。数週間にも及ぶ準備も完了。一向が狙うは、ニュー・イヤー・イベントで人がごった返す「フラミンゴ」「リヴィエラ」「デザート・イン」「サンズ」「サハラ」の5つのカジノで…。

    ソダーバーグ監督がリメイクした「オーシャンズ11」でもそうだが、11人の人間がラス・ベガスのカジノ群から金をせしめる、というアイデアは非常に面白い。だが一方で、観賞した感想は今一つだった。作品の大半が、登場人物達のキザな遣り取りを見せられるのだ。「11人で壮大な盗みを行う」というコンセプトは明らかなのだから、彼らの怪盗振りを軸とした、重視した展開であるべきである。それを踏まえれば、2時間半という上映時間は長過ぎる。それぞれのキャラクターにスポットが当たるシーンもあるが、各人の個性描写が非常に弱く、イマイチ素性が解せない為、観賞後も「あれは誰だったんだろう…。」、誰が誰だか分からなかった。その点で11人の個性、人間模様の色鮮やかさ、娯楽性はソダーバーグ監督作品の方が上だろう。

    ソダーバグ監督作品との比較を続ければ、「オーシャンズ11」においては「盗み」に長けたスキルを習得したエキスパート11人がそれぞれに自分の専門分野を如何なく発揮する、という設定だったが、この作品の「オーシャンズ11」は、戦時中に「オーシャン」と友情を結んだ、というそれだけの理由で集められた、歌手志望、元オートレーサー、元プロ野球選手等…と、肩書きがバラバラの11人。「盗み」に関しての素人ばかりがベガスを狙っても勝算があるのだろうか?設定上の無理強引さを感じずには居られない。

    ここまではソダーバーグ監督作品である「オーシャンズ11」との比較を続けてきたが、この作品が唯一それと異なる点は、観賞後には不思議な寂しさと切なさが残るところ。敢えて「お勧め」とまでは言わないが、「お祭り作品」の原点を見てみるのも面白いだろう。

    ● 関連作品 in the MOVIS

    オーシャンズ12 [2005年]
    オーシャンズ13 [2007年]

    ● DVD

    オーシャンと11人の仲間 特別版 (Amazon.co.jp)
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    by movis | 2005-02-12 18:54 | 犯罪 / ギャング
    オーシャンズ12 / OCEAN'S TWELVE
    ● オーシャンズ12 / OCEAN'S TWELVE [2005年]

    b0055200_2463557.jpgストーリーに期待していた人、怪盗映画が好きな人には酷評されてしまうかもしれない。確かに、製作サイドや出演者が自己満足している様に思えなくもないが…。それならば、その余興に自分達も浸ってみてはどうだろうか。これは祭りだ!



    監督は、前作「オーシャンズ11」に引き続きスティーブン・ソダーバーグ。音楽はディビット・ホルムズ。「オーシャンズ11」のブレイン、「ダニー・オーシャン」役には、ジョージ・クルーニー。「ダニー」の右腕として11人を支える「ラスティー・ライアン」役には、ブラッド・ピット。スリの腕は一級品だが、組織の中では滅法不器用な「ライナス・コールドウェル」役には、マット・デイモン。ヨーロッパにおけるFBIと言われるユーロ・ポールのエリート捜査官「イザベル・ラヒリ」役には、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ。ラスベガスを裏で支配するカジノ帝王「テリー・ベネディクト」役には、アンディー・ガルシア。

    爆薬の扱いにおけるエキスパート「バシャー・ター」役には、ドン・チードル。金庫破りのエキスパート「フランク・カットン」役には、バーニー・マック。セキュリティー突破のエキスパート「リビングストン・デル」役には、エディー・ジェイミソン。人間離れした運動神経で作戦実行の有力曲芸師「イェン」役には、シャオボー・クィン。輸送のプロ「バージル・マロイ」「ターク・マロイ」兄弟役には、ケイシー・アフレックとスコット・カーン。天才詐欺師「ソール・ブルーム」役には、カール・ライナー。「11」のボス「ルーベン・ティシュコフ」役には、エリオット・グールド。「ダニー」の妻「テス・オーシャン」役には、ジュリア・ロバーツ。

    そして、友情出演に…。



    "You cross one ocean, you face them all"
    「オーシャンズ11」が「ベネディクト」の支配するラスベガスのカジノ地下金庫から1億6,000万ドルを盗んでから3年が経った。その犯行が「オーシャンズ11」によるものだと知った「ベネディクト」は彼らに復讐を誓って…。

    豪華なキャストを結集させた「オーシャンズ11」の続編。今回は更にキャサリン・ゼタ=ジョーンズが加わり、男臭い映画に一花を添えている。ストーリーに関して言えば、予想の裏の裏を掻こうとする意図は見えたが、台詞が複雑で字幕も早く、1度の観賞では理解が追いつかなかった。11人の怪盗が演出する痛快さは前作に軍配。製作者や出演者達が、その再会を楽しんでいる様な、ある種のルーズさも感じられる。

    だが、個人的にはこのルーズさこそがこの作品の持つ醍醐味だと思う。全くとして趣旨は違うが、野球やサッカーのオールスター・ゲームの様な、1つの舞台で多くの一流人を観ることが出来る贅沢さに似たものがあるだろう。娯楽作品と言うには言葉足りず「お祭り作品」とでも称した方が良いかもしれない。これ程までに俳優陣が楽しそうにバカ騒ぎしている様子は、反って気持ちが良い。

    オシャレでクールな出演陣、急く急くとしたテンポと、ディビット・ホルムズが奏でる「7/29/04 The Day of」「Yen On A Carousel」などのダサ格好良いクラブ・ジャズの食い合わせは抜群だ。ストーリーが口に合わないのであれば、祭りの余興に身を預けてみてはどうだろうか。個人的には、こんな単純な作品も在って欲しい。無くては寂しい。

    ● 関連作品 in the MOVIS

    オーシャンと11人の仲間 [1960年]
    オーシャンズ13 [2007年]

    ● DVD

    オーシャンズ 12 (Amazon.co.jp)
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    by movis | 2005-02-02 23:54 | 犯罪 / ギャング
    アンタッチャブル / THE UNTOUCHABLES
    ● アンタッチャブル / THE UNTOUCHABLES [1987年]

    b0055200_18424245.jpg監督、ブライアン・デ・パルマが独特のスタイルを貫いた一作。エンニオ・モリコーネの音楽は鮮烈な印象を与えてくれる。重量感を感じさせつつ、展開に飽きが来ない点で非常に面白い作品であるが、あっさりとした、また、こじんまりとした淡白さも否めず全体的な印象は薄い様にも感じる。

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    監督は、「ミッション:インポッシブル」「ボディ・タブル」のブライアン・デ・パルマ。「エリオット・ネス」役には、「ダンス・ウィズ・ウルブス」「ボディガード」のケヴィン・コスナー。「ジム・マローン」役には、「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」「レッド・オクトーバーを追え!」のショーン・コネリー。「ジョージ・ストーン」役には、「ゴッド・ファーザー PARTⅢ」「オーシャンズ11」「オーシャンズ12」のアンディ・ガルシア。「アル・カポネ」役には、「ディア・ハンター」「レイジング・ブル」のロバート・デ・ニーロ。「オスカー・ウォーレス」役には、チャールズ・マーティン・スミス。

    時は1930年、禁酒法時代のシカゴ。「アル・カポネ」をボスとしたギャング達の蛮行は市民の生活を脅かしている。この地に派遣された財務省官吏「エリオット・ネス」は3人の仲間と共に、「アル・カポネ」摘発に向けて決意を固める…。

    ある程度の重量感を感じつつ、この手の映画で良く感じる灰汁の強さもなく、最後まで飽きが来ることなく見続けることが出来る。有名な駅での階段シーンや、カナダ国境での密輸酒摘発のシーン等、名シーンも数多くある一方で、そのノリの軽さや展開の颯爽さから、「ゴッド・ファーザー」に比べてしまうと物足りなさを感じるし、全体的な印象も薄い。政府の官吏がやたらドンパチと銃をぶっ放す、主人公の「ネス」は「マローン」の圧倒的な存在感によって影が薄い、といった不自然さもありますが、その点はご愛嬌。あくまでも大衆向けの娯楽作品としてのポジショニングであり、過度な期待を込めないで観賞する分には非常に面白いと思います。上記「ノリの軽さ」も「展開の颯爽さ」もそうした点を踏まえて誉め言葉として再度用いたい。

    今、この作品を観るとケヴィン・コスナー、アンディ・ガルシア両名の若々しい姿に目が奪われます。特に、自分が好きな三大男性俳優の1人にアンディ・ガルシアを挙げる自分にとっては、この作品に彼の「アイドル映画」の様な印象を受け、非常に満足です。「アル・カポネ」役のデ・ニーロも非常に良い味を出しています。「アル・カポネ」の史実は知りませんが、デ・ニーロの演技はギャングのボスならではの圧迫される恐怖感と、怖いまでの余裕を感じさせてくれます。モリコーネの音楽も非常に鮮烈で素晴らしい。ご覧になったことのない方には是非一度観て頂きたい作品です。

    ● DVD

    アンタッチャブル スペシャル・コレクターズ・エディション (Amazon.co.jp)
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    by movis | 2005-01-24 19:20 | 犯罪 / ギャング
    バッド・デイズ / CITY OF INDUSTRY
    ● バッド・デイズ / CITY OF INDUSTRY [1997年]

    b0055200_215059.jpg退屈、とは言えないまでも、あくまでの自分の評価は可も無く不可も無く、と言ったところ。おどろおどろしくなく、気を楽にして犯罪ものの作品を観たい方にはオススメ。


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    監督は「ハンバーガー・ヒル」のジョン・アーヴィン。「ロイ・イーガン」に扮するは、「天使にラブソングを」「ピアノ・レッスン」「U-571」に出演したハーヴェイ・カイテル。彼の弟「リー・イーガン」に扮したティモシー・ハットンは「シークレット・ウィンドウ」に出演した他、1981年に公開された隠れた名作「ロングウェイ・ホーム」にも出演している。「ジョージ・モンタナ」役には、ウェイド・ドミンゲス。また「ジョージ」の妻「レイチェル」役には、「X-MEN」シリーズでも有名なファムケ・ヤンセン。「スキップ・コヴィッチ」役にはスティーブン・ドーフ。

    4人で手を組み宝石店を襲った「ロイ」「スキップ」「リー」「ジョージ」は見事宝石を盗み取り、警察を巻くことに成功した。盗んだ宝石を4人で山分けすることになっていたが、突如「スキップ」が彼らを欺いて…。

    1955年、フランスで製作された「賭博師ボブ」のリメイク版。こちらのリメイク元の作品を観てはいないのですが、この作品に限って言えば、単純なストーリー、お決まりの結末、可も無く不可も無くと言ったところです。また、演出でしょうが、「ロイ」と「レイチェル」がお互い惹かれあっている様な雰囲気がありながらも、男と女の一線を越えないもどかしさというか、歯切れの悪さが何とも言えません。逆に言えば、「ロイ」の仲間を思う心と、紳士的な態度の裏付けになるのでしょうか。

    若くて野心的な「スキップ」と、経験豊富で情に厚い「ロイ」との絡みも見物です。また、「レイチェル」に扮するファムケ・ヤンセンも非常に魅力的でした。犯罪アクション作品には良くあるグロテスクで血生臭いシーンはあまり無いことから、流れに任せて観ることが出来る作品ではあります。サラッとギャング映画を観たい方にはオススメします。ギャング映画、という時点でそれは暗黙了解事項ではありますが、非道徳的な演出もありますのでご留意を。

    ● DVD

    バッド・デイズ~凶暴な銃弾~ (Amazon.co.jp)
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    by movis | 2004-11-22 21:00 | 犯罪 / ギャング
    トレーニング・デイ / TRAINING DAY
    ● トレーニング・デイ / TRAINING DAY [2003年]

    b0055200_064974.jpgどれだけクセのある難しい役柄も演じきるデンゼル・ワシントン。一線を画すような、根っからの悪役に挑む彼の演技には是非とも注目だ。肝心のストーリーだが、気持ちの良いものではない。ロサンゼルスを訪れたことはないが、この作品で紹介されるような土地ではないことを祈りたい…。



    「キング・アーサー」でも監督を務めたアントワーン・フークアーの作品。主人公「アロンソ・ハリス」を演じるは、「ボーン・コレクター」「タイムリミット」のデンゼル・ワシントン。「ジェイク・ホイト」を演じるは、「テイキング・ライブス」にも出演したイーサン・ホーク。「ロジャー」役には、「バーティカル・リミット」「羊たちの沈黙」のスコット・グレン。「サラ」役には、「タイムリミット」でもデンゼル・ワシントンと出演し、「レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード」でも知られるエヴァ・メンデス。

    血気盛んで、正義感の強い「ジェイク」はロス市警の麻薬取締課に配属される。コンビを組むことになった「アロンソ」は実績ともなう名の知れたベテラン刑事。麻薬捜査に関するノウハウを「アロンソ」から叩き込まれる「ジェイク」だが、目の当たりにするのは…。

    デンゼル・ワシントンは、この作品を通してアカデミー主演男優賞を獲得。彼が演じてきた役柄には、どんな性格であっても、鋭い眼光の奥に正義感が見え隠れする印象を抱いてきた。外見も中身も根っからの悪な「アロンソ」。これまで観てきたデンゼル・ワシントンの役柄とは一線を隠したキャラクターだ。しばらくは彼の姿がどこにあるのか、と目をキョロキョロとさせたくらいである。助演男優賞ノミネートに終わったが、イーサン・ホークの演技力にも圧倒された。

    一方のストーリーだが、全体を通して印象は暗く、ドロドロした展開が続く。決して気持ちの良い作品ではない。舞台はロサンゼルス。「アロンソ」と「ジェイク」を中心に巻き起こる犯罪の様相には、ロサンゼルスは怖い、という先入観を与えられてしまった。

    デンゼル・ワシントンとイーサン・ホークの演技力に見所はあるが、それ以外に魅力と思えるものがない点は残念である。

    ● DVD

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    by movis | 2004-11-15 21:00 | 犯罪 / ギャング