● バッファロー'66 / Buffalo'66 [1999年]
Recommendatory Movies for Christmas
~クリスマスにオススメしたい映画10作品~
カップルにオススメ !!
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監督兼主人公「ビリー」を演じるのはヴィンセント・ギャロ。「レイラ」役には、子役時代に「アダムス・ファミリー」シリーズで有名になったクリスティーナ・リッチ。
雪が降る刑務所から1人の男が出てくる。1966年、ニューヨーク州バッファローに生まれたビリー・ブラウンだ。両親には、仕事の為に家を空け、結婚をしていると嘘を突き当してきた。だが、遂に妻を両親に会わせなければならなくなった。だから、仕方なくレイラを誘拐。レイラの車に連れ込むが、彼女の車はMT車の為、ビリーは運転出来ない。レイラに運転するよう説得し、彼女の車は荒々しくスタートした…。
一見すると「毒の強い映画かな?」と思わせるプロローグで始まる作品ですが、実はハートフルな映画です。様々な伏線や笑いを誘うシーンが観ていて退屈にさせませんでした。いつまで経っても大人になれない「ビリー」がひとつの愛に目覚める、純愛作品と言い換えることも出来るかと思います。賛否両論ありますが、ヒロイン「レイラ」役のクリスティーナ・リッチは大人っぽく、色っぽくなりましたね~。可愛かったです。
ヴィンセント・ギャロのナルシズムが感じられなくもありませんが、個人的には彼の描いたこの作品の世界観は好きですねー。ゆったりとした展開ですが、自分はエピローグの1シーンで一気に胸が詰まりました。人を愛することは素敵なことだな、と。
余談ですが、昔、「サザンオールスターズ」の桑田佳祐とユースケ・サンタマリアがMCを務める番組のオープニングが、この作品の終盤の1シーンのパロディでした。あの番組、面白かったのにな~。
● DVD
バッファロー’66 (Amazon.co.jp)